シネマプロジェクト第11弾

『カメラを止めるな!』『茶飲友達』を産み出した
「CINEMA PROJECT」第11弾ついに始動!!

2018年6月に都内2館から最終380館以上、220万人以上を動員した話題の映画『カメラを止めるな!』は、ENBUゼミナール・シネマプロジェクト第7弾で製作された作品です。
そして、今話題となっている外山文治監督『茶飲友達』は10弾にて製作されました!
そのシネマプロジェクト第11弾がいよいよ始動いたします!

上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』(2018年公開)

外山文治監督『茶飲友達』(2023年公開)

【シネマプロジェクト過去作品】
市井昌秀監督
『あの女はやめとけ』・吉田浩太監督『オチキ』、今泉力哉監督『サッドティー』・金井純一監督『モーメント』、天野千尋監督『うるう年の少女』・川村清人監督『夜があけたら』・佐々木友紀監督『夏前。おわり』、頃安祐良監督『「トウキョーの夜」の朝』・平波亘監督『ハッピートイ』、井上真行監督『なけもしないくせに』、今泉力哉監督『退屈な日々にさようならを』・岡太地監督『川越街道』、上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』・岡元雄作監督『きみはなにも悪くないよ』、柴田啓佑監督『あいが、そいで、こい』・二ノ宮隆太郎監督『お嬢ちゃん』、辻野正樹監督『河童の女』、外山文治監督『茶飲友達』

第11弾は、女性監督二人と共に創ります!

シネマプロジェクト第11弾は、東かほり監督と道本咲希監督の女性監督お二人と製作することに決定いたしました!
キャストは4月に開催するワークショップオーディションより選抜いたします!
出来る限りキャストをワークショップオーディションより選抜する予定です!
ワークショップへの参加者は、書類選考の上、決定させていただきます。
(※ワークショップ参加者の中から見つからない場合には、キャスティングいたします)
最終参加キャストによるワークショップやリハーサルを行いつつ、最終オリジナル脚本を書き上げ、映画製作へと進みます。
完成した作品は国内外の映画祭へエントリー、そして劇場公開を目指します。

【東かほり監督企画プロジェクト】

higashi

【東かほり(ひがしかほり)監督プロフィール】

グラフィックデザイナーをしながら映画監督としても活動。監督作『湯沸かしサナ子、29歳』(19)で第9回きりゅう映画祭グランプリを受賞した他、スターダストプロモーションドラマ配信プロジェクト『男子を飼う』(20)、オムニバス映画『バウムちゃんねる映画祭』(21)より『電力が溶けるとき』を監督。初長編映画『ほとぼりメルトサウンズ』(21)は、第17回大阪アジアン映画祭、第22回ニッポン・コネクション(ドイツ)、第14回ソウル国際シニア映画祭(韓国)、第6回JAPANNUAL(オーストリア)に選出された。

短編『湯沸かしサナ子、29歳』

映画『ほとぼりメルトサウンズ』

【東かほり監督からのメッセージ】

グラフィックデザイナーをしながら映画を撮っています、東かほりです。
この度「CINEMA PROJECT」第11弾で監督をさせていただくことになりました。
わたしは普段から、生と死について考えることがよくあります。亡くなったあとの自分を想像すると、宇宙に放り出されたような、無の感覚になるんです。この、こわいけれどなんとも言えない気持ちは、映像として表現したいと思っている課題の1つです。多くの方は死後の世界を一度は想像したことがあると思います。
今回、原作として考えている「とりつくしま」を読んでから、身近な方の死を知ったときに、モノにとりつくということが、本当にあることなのではないかと考えるようになりました。非現実的なようで、身近に起こっていることかもしれない、不思議だけど共感できる映画を目指して、なるべくセリフは当てがきにしたいと思っています。なので、ワークショップの2日間は、みなさんのことを深く知る時間にしたいです。
わたしは緊張することが最も苦手なのですが、最近、とある役者さんに、東さんと会うのと、自分のおばあちゃんに会うときの感覚が似ている(いい意味と思いたい)と言われたのがなんだかうれしかったので、ワークショップの2日間も、夏休みのおばあちゃん家に行くような気持ちで来ていただけたら幸いです。年齢関係なく、常にそばにある命の終わりについてと、大切な人にあらためて気づく時間にもなれたらいいなと思います。きっと、こういった映画製作の企画だからこそ生まれるものがあるはずなので、一緒に体感しながらつくりあげていけたらうれしいです。どうぞ、よろしくお願いします。

【東かほり監督・作品タイトル「とりつくしま(仮)」】

【企画概要】
死んでしまったあと、「とりつくしま」と呼ばれるモノを通じてこの世に戻れるとしたら—人生が終わってしまった人々の前に現れる“とりつくしま係”は、「この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ」と告げる。
夫のお気に入りのマグカップになることにした妻や、ピッチャーの息子を見守るため、野球の試合で使うロージンバックになった母など、人生のほんとうの最後に、モノとなって大切な人の側で過ごす時間を描きます。

・母である、東直子の小説「とりつくしま」を映像化。[とりつくしま(ちくま文庫)]https://www.chikumashobo.co.jp/special/toritsukushima/
・4編の物語から構成するオムニバス映画を想定。
・1話ごとに、メインキャストとなる方がいます。
※ワークショップの結果により、内容を変更する可能性があります。

【募集キャストイメージ】
◯メインキャスト
※ワークショップの結果により、内容が変わる可能性があります。
20〜35歳 女性3名、男性1名
40代〜50代 女性1名、男性1名
60〜70代 女性1名、男性1名
5〜7歳  男性1名
13〜17歳 男性1名

◯重要な役どころ
・5〜7歳の男の子のお友達役
5〜7歳  女性1名、男性2名
・5〜7歳の男の子のお母さん役
30〜37歳 女性1名
・13〜17歳 男性の野球仲間
13〜17歳 女性1名、男性2名

【道本咲希監督企画プロジェクト】

Michimoto

【道本咲希(みちもとさき)監督プロフィール】

ビジュアルアーツ専⾨学校⼤阪を卒業後、映画予告篇の編集を経て映像プロダクションに制作部として⼊社。映像の作り⽅を学ぶ。その後独⽴し映像作家・横堀光範⽒に師事。学⽣の頃に制作した映画『19歳』がぴあフィルムフェスティバル2018にて審査員特別賞を受賞。2021年度のndjc:若⼿映画作家育成プロジェクトに参加し短編映画「なっちゃんの家族」を完成させた。現在は監督・脚本家としてフリーランスで映画・ドラマ・CM・MVと垣根なく活動中。
道本咲希監督ホームページ

ndjc2021『なっちゃんの家族』

【NGT48 ミニドラマ 第1話】「夜明けまえの彼女たち」

【あざとごはんEP.1 前篇】

【あざとごはんEP.1 後篇】

【道本咲希監督からのメッセージ】

初めまして。ENBUゼミナールの11回⽬のシネマプロジェクトを担当することになりました映画監督の道本咲希と申します。今回、初めて⻑編映画を監督します。
私たちは⼤⼈になるにつれて、SNS が発達するにつれて、当たり障りのない⽣き⽅が正解だと教えられてきました。
効率の良い時間の使い⽅が強いられ、簡単に楽しく⾯⽩くなれるものを選ぶようになり、誰も傷付かぬよう全⽅⾯に気を遣い⾔葉を選んで発信し、薄っぺらいとわかりつつもみんなが良いと⾔うものにいいねを押す⽣活。多くの⼈間と繋がっているようで、本⾳でぶつかり話せる⼈は少なく、誰もが孤独を感じている。そして、そんな世界に違和感を感じながらも抗うことはせず、流れに⾝を任せる⽇々。
私はそんな⾃分に、現実に、正直うんざりしています。
私はこの映画で懸命に⽣きているが故、⼈と直接ぶつかり、傷つき傷つけ合いながらも⽣きる不器⽤な⼈々を描きたいと思っています。きっと些細な⽇々を描く静かな映画です。わかりやすい出来事は起こらないかもしれません。でも、その登場⼈物たちの姿はわたしたちが忘れかけている他者との向き合い⽅、⽣き⽅を思い出させてくれるはずです。
そして、そのような映画は今を⽣きる皆さんと⼀緒に作るからこそ、意味があると思っています。
ワークショップオーディションを経てキャストを選出するこの企画は、同じ⽅向を向いてくださる⽅が⾃然と集まると思います。それがとても⼼強いです。
私も劇中の登場⼈物達のように懸命に、⼈と作品に向き合いたいと思います。
少しでも希望を持ってくださるなら、⼀緒に映画を作りませんか。

【道本咲希監督・作品タイトル「ほなまた明⽇(仮)」】

【企画概要】
写真家を⽬指し切磋琢磨する若者とその周囲で懸命に⽣きる⼈々の群像劇。
新進気鋭の若⼿写真家・清⾹の元カレである⼭⽥が失踪した。
清⾹は⼤学時代に切磋琢磨した仲間の多⽥と⼩夜と⼭⽥を探す中で、学⽣時代のことを思い出していく。
ただひたすらいい写真を撮ろうと突き進んでいた清⾹。
そんな清⾹を横⽬にマイペースに写真をとっていた多⽥。
清⾹みたいになりたくて、でもなれないことに劣等感を感じていた⼩夜。
そして清⾹の写真の良さを理解し、⾃分に才能がないことを知りながらも、清⾹のことを思い続けていた⼭⽥。
4⼈は写真家としての才能の有無を⽣⾝で感じ、ヒリヒリするような時間を過ごしつつも、お互いを思い合うことができるという特異な学⽣時代を過す。
だが、時間が経ち、⼭⽥が失踪したことでそれぞれの本⾳が⾒えてくる。
4⼈の「写真を撮る」ことへの姿勢と葛藤、そしてその周囲で⽣きる⼈々の眼差しを通して、ものづくりとはなにか、そして懸命に⽣きるとはどういうことかを考え⾒つめる映画です。
※ワークショップの結果により内容を変更する可能性があります

【募集キャストイメージ】
◯メインキャスト
・20代~30代前半の男⼥4⼈
→⼤学4 回⽣とその4〜5 年後という幅のある役、現役でなくても可能なので30 代前半くらいまでの⽅を募集。
→関⻄出⾝、⼤阪府出⾝の⽅⼤⼤⼤歓迎。もちろん、どこの出⾝でも⼤歓迎。(ただ、劇中で関⻄弁を話す役があります)
◯重要な役所
・50代(に⾒える)⺟親 / ⽗親役
・20代〜30代のお姉ちゃん役 or お兄ちゃん役
・30代後半~50代(に⾒える)先⽣役
・15〜17歳くらいの中学生〜高校生役
・メインキャストの友達( 20代~30代前半の男⼥)
・近所に住む⽅々 / 仕事先の⼈々(年齢不問/ 40歳以上の⽅歓迎)
→どの役所も関⻄出⾝、⼤阪府出⾝の⽅⼤⼤⼤歓迎。もちろん、どこの出⾝でも⼤歓迎。(ただ、劇中で関⻄弁を話す役があります)
※ワークショップの結果により内容を変更する可能性があります

【シネマプロジェクト第11弾募集要項】

今回のキャストは以下の流れで決定してまいります。
各監督別に書類選考→各ワークショップオーディション(有料、各50名を予定)→キャスト決定
≪書類応募期間≫2023年2月21日(火)~ 3月23日(木)※必着
≪募集対象≫年齢、性別制限なし、事務所所属OK。
≪応募方法≫コチラの応募フォームより応募したい監督を選択の上、プロフィール(A4サイズ2枚程度)を1データで添付いただき3/23(木)までにご応募ください。
≪書類選考結果連絡≫3/27(月)中に、結果をメールにてご連絡させていただきます。

【ワークショップオーディション】

≪参加料金≫各30,000円(税込)
※過去にENBUゼミナールの有料ワークショップ等に参加された方は25,000円
※両監督のワークショップに参加となった場合には40,000円
≪開催日程≫
以下の各監督、日程において参加可能日を応募の際にフォームへチェックください。
【東かほり監督ワークショップ日程】
A日程:4/3(月)・4/4(火)
B日程:4/5(水)・4/6(木)
【道本咲希監督ワークショップ日程】
A日程:4/7(金)・4/8(土)
B日程:4/12(水)・4/13(木)
≪開催時間≫全日程10:00 ~18:00(休憩含む)
≪会場≫ENBUゼミナール(東京都品川区西五反田2-4-2-4F )
結果発表:ワークショップ終了後に選考会議を行い結果をメールにてご連絡いたします。

【映画製作スケジュール】

最終キャスティングを決定後、下記スケジュールイメージで2作品を製作いたします。
2023年4月~5月 ワークショップ、リハーサル、シナリオ改稿
2023年6月 撮影予定
2023年10月完成予定。国内外映画祭へエントリー後、劇場公開予定
※出演者やロケーションなどの都合により、上記スケジュールの変更可能性があります。
※出演料を少額となりますがお支払いさせていただきます。