第一線で活躍中の俳優から直接指導を受けるチャンス!
8/24(土)、8/25(日)開催決定!
ENBUゼミナールで初心者向けワークショップを定期的に行ってこられた辻村優子さんを、久しぶりにお迎えしました!
セリフ劇でも活躍される一方、もみほぐしと演技を融合した「ほぐしばい」等を通して、感覚と演技の探求を続けてこられた辻村さん。
今回は、「五感」という切り口で演技を研究します。
まるで夏休みの自由研究のようなワークショップを予定しています!
【辻村さんからのメッセージ】
こんにちは!俳優をしている、辻村優子といいます。
わたしはある時、もみほぐしと演技に共通する感覚があると気づき、セリフ劇の技術と触覚を手がかりにした創作を通して、自分に合った演技のしかたを探求してきました。
俳優が役を演じているように見えるとき、じつはその内側で起きていることは、とても複雑で個人的なことなのかもしれません。役を演じる手前の、自分の感覚にしっくりくるやり方が、俳優の数だけあるんじゃないかと思います。
このWSでは、五感にフォーカスしてセリフをしゃべる方法をいくつか提案しようと思っています。それらを試しながらシーンを立ち上げます。ちょっと変わったやり方ですが、最終的に(見た目には)ちゃんと普通の演技になる予定です!
体を通してしっくりきたアイデアをお土産として持ち帰ってもらえるような時間にできたらと思っています。夏休みの自由研究みたいな2日間。みなさんのご参加をお待ちしております!
【応援メッセージ】
西尾佳織さん(劇作家、演出家、鳥公園主宰)
つじこさんは根っから俳優で、とにかく演技が大好きなんでしょう。世界との接し方のOSが「演技」なのかな…? WSの紹介文に「自分の感覚にしっくりくるやり方が、俳優の数だけあるんじゃないか」とあって、本当にそう!と思いました。「自分のつくり方をつくること」が、創作に関わる全ての人(俳優に限らず)に必要だと思いますが、そこをやれるWSってあんまりない気がします。それは最終的には、参加者のみなさん一人ひとりが自分でやるしかないことだと思いますが、自分のつくり方を長年探究してきたつじこさんの案内で探究のスタートに立てるのは、きっとすごく楽しくて貴重な機会だと思います。
カゲヤマ気象台さん(劇作家・演出家・円盤に乗る派代表)
以前辻村さんの出演する舞台を観に行ったとき、辻村さんが登場してしばらく経つまで、それが辻村さんだと気づかなかった、ということがあった。そう聞くと、あたかも別人に見えるほど役を作り込んだのかと思われるかもしれないが、おそらくそうではなくて、舞台に立つ辻村さんが普段接するときとは違う論理で立っていたからではないかと思っている。日常における社会的なコミュニケーションとは少しずれた、さまざまな感覚にまたがる領域での運動が演技として立ち上がったとき、観客も何か特別なものを受け取るに違いない。その演技がWSになるとのこと。いったいどうなるのか楽しみです!
徳永京子さん(演劇ジャーナリスト)
辻村さんのワークショップの説明を読んで、とても大事なことを気付かされた。「人の数だけしっくり来る演技の回路がある」、それはつまり、正しい演技なんてない、ということだ。確かにそう考えたほうが、演劇は楽しさや心地よさや使い勝手がぐっと増す。その回路を開くために五感のあれこれを試してみるという。想像するだに柔らかくて新しい。
きっと、刺激と安らぎに満ちた2日間になると思う。
note→https://note.com/tsujikomame
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※中学・高校生の方は、お申込の際に学校名、学年を備考欄やメール本文などにお書き下さい。
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