WORKSHOPワークショップ

俳優ワークショップ・三島有紀子監督

第一線で活躍中の映画監督から直接指導を受けるチャンス!

これまで『Red』『幼な子われらに生まれ』『繕い裁つ人』など話題作を作り 、2023年『東京組曲2020』、2024年『一月の声に歓びを刻め』を公開した三島有紀子監督による短期ワークショップを昨年に引き続き開催いたします!

【三島有紀子監督からのメッセージ】

こんにちは。映画を作っている三島有紀子と申します。
初めて長いワークショップを受けたのは、まだ助監督の時で、とにかく学びたい一心で貯金をはたいてNYに向かった夏。それは、役者に限らず舞台芸術や映画芸術に関わるひとたちの基本のワークショップだからと教えられて参加しました。一ヶ月間課題に追われ、毎夜小道具を買いにいって、毎日みんなの芝居を見て、できないことばかりで恥ずかしく、けど、気がつくとそのワークショップが全部最高に豊かな時間になっていたんです。そうできたのは、「批評しておわり」にしないというルールだったからだと思うのです。あるチームが芝居をして、その改善点をみんなで見つける。次のチームがそれを改善していく。そして最後のチームは全員の改善点をクリアして、その芝居が皆の作品となるわけです。だから、自分自身のワークショップでも「批判して終わり」にしないことにしていますし、改善点を私がすぐに言わないようにしています。それぞれご自身の頭で考えられたり、互いに言い合えるようになってほしいと思っています。それには他の方の芝居をしっかり見て考えるエネルギーと人間への興味が必要です。

映画を作っているとき、お芝居で自分が大切にしていることは、
・その役の人間としてそこに立っているか(主に準備の大切さ)
・反応できているのか。例えば、相手から感情がなげられたら、それがどんなに微細なものであっても、ちゃんと受けとって、受けとった瞬間に自分の中に生まれた感情を返す。返し方はいろいろあると思いますが、そうやって感情が循環しているかどうかは細かく見ていると思います。

そんなことを大切に芝居してみて、考える時間を御一緒にできたらと思います。

ワークショップって、すぐに役に立つかどうかはわからないけど、なんとなく螺旋階段のように映画作品につながっていくような気がするんですよね。
あのワークショップで見たみんなの芝居、体感した生の感覚、出会った人、がなんとなく今に繋がってる。だから、一緒に、豊かな時間を作ってください。

映画『一月の声に歓びを刻め』監督(2024)
映画『東京組曲2020』監督(2023)
『IMPERIAL 大阪堂島出入橋』脚本・監督(2022)
『Red』脚本・監督(2020)
『幼な子われらに生まれ』監督(2017)
『繕い裁つ人』監督(2015)

【お得な割引制度あります!】
■リピーター割引:これまでに本校の1年コース、サマースクール、短期ワークショップを受講いただいた方は、リピーター割引があります!
■中学・高校生特別割引:中学・高校生の方は、すべて10,000円となります。
※中学・高校生の方は、お申込の際に学校名、学年を備考欄やメール本文などにお書き下さい。

【ハラスメント対策について】

TEACHER

三島有紀子みしまゆきこ

18歳からインディーズ映画を撮り始め、神戸女学院大学卒業後NHKに入局。「NHKスペシャル」など〝人生で突然ふりかかる出来事から受ける、心の痛みと再生〟をテーマに、ドキュメンタリー作品を企画・監督していたが、03年に劇映画を撮るために独立し、東映京都撮影所などでフリーの助監督として活動。ニューヨークでHBスタジオ講師陣のサマーワークショップを受ける。その後『しあわせのパン』(12年)、『ぶどうのなみだ』(14年)と、オリジナル脚本・監督で作品を発表。撮影後、同名小説を上梓した。企画から10年かけた『繕い裁つ人』(15年)は、第16回全州国際映画祭で上映され、韓国、台湾でも公開。その後、『少女』(16年)を手掛け、『幼な子われらに生まれ』(17年)では第41回モントリオール世界映画祭で最高賞に次ぐ審査員特別大賞に加え、第41回山路ふみ子賞作品賞、第42回報知映画賞では監督賞を受賞し、好評を博した。夏帆/妻夫木聡出演の2020年2月公開『Red』は、ロマンスの中に現代女性の悩みを盛り込み、一人の女性が自分の意志で人生を選択していく姿を描いた。2021年『よろこびのうた Ode to Joy』が短編プロジェクト「DIVOC12」の一本として公開、2022年には「MIRRORLIARFILMS Season2」の1本として『IMPERIAL 大阪堂島出入橋』を公開。2023年にはドキュメンタリー映画『東京組曲2020』、2024年には『一月の声に歓びを刻め』を公開した。 ドキュメンタリー作品から劇映画、テレビ作品まで一貫して、永続的な日常の中の人間にある軋みを描きつつも、最後には小さな“魂の救済”を描くことを信条としている。スタイルとしては、研ぎ澄まされた演出に下支えされた美しい映像作りに定評があり、一見すると柔らかい作風の初期作品から、ハードな生々しい演出が露出する近作まで、演出の姿勢は変わらない。

ENTRYお申し込み

開催日程

11/13(水)、11/14(木)の2日間 両日とも13時~18時30分

定員

20名
※プロフィール提出後、書類選考とさせていただきます。
※これまで三島有紀子監督のワークショップを受けられた方も応募可能です。

料金

各講座20,000円(税込)
※リピーター割引15,000円(税込)
※中高生割引10,000円(税込)

割引特典

特典1:リピーター割引:これまでにENBUゼミナールの1年コース、サマースクール、短期ワークショップを受講いただいた方は、リピーター割引として受講料がお得になります!
特典2:ENBUゼミナールの講座を初めて受講される方でも、複数講座をお申込みの方は2講座目からはリピーター割引として受講料がお得になります!
特典3:中学・高校生特別割引:中学・高校生の方は、すべて10,000円となります。
※中学・高校生の方は、お申込の際に学校名、学年を備考欄やメール本文などにお書き下さい。

会場

ENBUゼミナール
東京都品川区西五反田2-4-2 東海ビル4 階
電話:03-5437-3550

申込方法

下記の申込ボタン、もしくはコチラの申込フォームよりプロフィール(A4サイズ2枚程度)を添付いただきご応募ください。
プロフィールは、PDF、Word、jpg、pngの種類の中でデータ1個のみ、ファイルサイズ上限は5Mバイトにて添付をお願いします。
※お申込締切は10/25(金)までです
※申込多数となった場合、早めに締め切らせていただく可能性がございます。

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