東京都生まれ。2000年に配給会社「ムヴィオラ」を設立。代表的な配給作品は、タイのアピチャッポン・ウィラーセタクン監督の『ブンミおじさんの森』『光りの墓』、中国のワン・ビン監督の『鉄西区』『死霊魂』、マレーシアのヤスミン・アフマド監督の『タレンタイム〜優しい歌』、ほかにフレデリック・ワイズマン監督『ニューヨーク公共図書館〜エクス・リブリス』『ボストン市庁舎』、アルノー・デプレシャン監督『クリスマス・ストーリー』、瀬々敬久監督『ヘヴンズ・ストーリー』など。公開中の作品はマチュー・アマルリック監督の『彼女のいない部屋』。来年はベルリン映画祭で話題を呼んだ中国映画『Return to Dust』（英語題）、イタリアのタヴィアーニ兄弟の弟パオロが兄亡き後初めて発表した『Leonora Addio』（原題）などが控える。劇場配給のほか、自社のサイトで配信サービス「シアター・ムヴィオラ」、会員制度「ムヴィオラ・メンバーズ」も手がける。