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映画監督コース卒業制作展『DROP CINEMA FESTIVAL vol.39』開催!

2025年6月7日(土)~6月13日(金)
連日 18:50~(1部)/21:00~(2部)
@新宿 k´s Cinema
ENBUゼミナールによる映画祭『ドロップ・シネマ・フェスティバル』第39弾。
2024年度春期映画監督コースの生徒による31本+OB作品2本の合計33本を上映。
彼らの「今」でしか作れないものがあって、
もしかしたら下手で不細工で、
でもだからこそ傑作で、
それ以外のなにものでもないんです。


『悠久 UQ』
維月 楓
悠久の時を生きる白(ブッチ・仏陀)は男女二元論のラップを歌う。橙、藍は、性別や年代に振り分けられた役柄のなかで演じるべき役が分からない。ゆるやかな共感を覚えることで、身体を自由に動かし始める。
ジェンダー理論の研究を基に、ラップやダンスなど芸術分野を横断し、クィアな美学と遊び心にあふれた映像作品。
上映日時:6/8(日)2部

『ぼくらの映画 120日の記録』
伊藤 かよこ
中間制作『こどもしあわせ会議』に出演した6人の子どもたちが今度は映画製作に挑戦。大人は一切口を出さないルールのもと、脚本、出演、撮影、ロケ地交渉まですべて自分たちだけで行った。さて、映画は無事に完成するのだろうか?
上映日時:6/7(土)1部

『8MIME』
宇根 周佑
ヤクザに追われ雑居ビルに逃げ込んだ男。だがそこにいたのは怪しい投資セミナー講師とクセ者揃いの生徒たち、そしてまさかの殺人鬼!展開予測不能、密室空間で繰り広げられる追う者追われる者、巻き込まれた者たちの笑いと絶叫が交錯するカオスティック・サバイバルムービー、開講!
上映日時:6/11(水)1部、6/13(金)1部

『道草(併映作品『春遠からじ』)』
苅安 紘
買い物帰りの花奈と実は、ふと川原に寄り道をする。ぼんやりとスケッチをする花奈の目に入ってくるのは、実がどこからか拾ってきた自転車に、鳩愛好家の男。土曜日の川原での、少し変な出会い。
上映日時:6/9(月)1部、6/10(火)2部

『廻り罪』
坂本 直樹
3人の法科大学院生が「刑事実務演習」に参加する。「裁判官」「検察官」「弁護人」「証人」「鑑定人」を「役」として実際に演じて、具体的「えん罪」事件を学習するうちに「正義」とか「公平」などを考えるようになる。異なった「法世界」を体験して、それぞれ新たな地平で「弁護士」をめざしていく。
上映日時:6/12(木)2部

『R.Я』
谷口 大樹
佳子は過去の記憶と現在の生活に悩み続けている。公園で出会った優菜とオセロを通じて心の安らぎを見つけようとするが、母との関係や今は亡き夫の影が彼女を縛り続ける。
しかし、抗えない運命を感じながらも佳子は自分と向き合い、未解決の感情に決着をつける。
上映日時:6/7(土)1部

『IN/VISIBLE』
土生百合香・Eureka Toki
元キック・ボクサーのNAGANOは、仕事帰りに路線バスに乗車し、優先座席に座る。いくつかの停留所を過ぎると、バスは満席になり、ある妊婦がNAGANOの前に立つ。
上映日時:6/7(土)1部、6/10(火)2部

『さあ冒険だ』
永木 孝太
赤いリンゴを片手に冒険に飛び出すみんなの物語。無職の小春は弟の恵介の家に居候している。恵介は小説家波多野の担当編集者として、出版社のアルバイトをしているが、波多野はなかなか原稿を出そうとしない。さらに小春と恵介は家賃を滞納していた。そんなある日、波多野が三億円を隠し持っていることが発覚し…。
上映日時:6/8(日)2部、6/10(火)2部

『FRACTAL-夢想詩-』
西村 麻聡
現実と夢の境界が曖昧になった世界。登場人物が「詩」と「記憶」と「性」を巡ってリンクしてゆく。時間、細胞、宇宙、すべての要素が絡み合い、反発し合い、言葉の欠片が自己相似性的ノイズによって、やがては全体主義へと変化してゆく、幻想詩的なビジュアル映画。はたしてそれは進化と言えるのだろうか?
上映日時:6/9(月)1部

『トキオによろしく』
藤井 実奈
高校の友人・零士の訃報が届いた。線香を上げるために地元に帰る道中、時生は言えなかった思いに向き合っていく。
上映日時:6/9(月)1部、6/12(木)2部

『myself』
松井 未帆
母親になった瞬間、自分と向き合う時間がなくなり、ある時、自分が一体何者なのか、何が好きだったのか、分からなくなる。一人きりの時間…そんな時間は到底ない。でも、いつか子どもが私の手を離れた時、突然自由がやってくる。その日の為に、日々を積み上げて怠けちゃいけないと思った。―木村カエラ「NIKKI」より
上映日時:6/13(金)1部

『痕跡』
森島 大
ある日、龍一の前に、死んだはずの息子・鷹が現れた。
見ることと信じることの断絶に揺れる者たちは、沈黙のなかで、何を選び取るのか。
上映日時:6/7(土)1部

『夢のその先』
森根 三和
幼い頃乳がんの母を支えた看護師に憧れたマリナは、夢を叶え正看護師になった。しかし神経難病病棟に配属されてから憧れた姿とは真逆の「誰の力にもなれない無力感」に襲われていた。その時マリナがたどり着いた答えとは?
夢を叶えたその先で本当にやりたい事はきっと見えてくる。現状を変えたいなら自分から動き出そう!
上映日時:6/13(金)1部

★中間制作 観客賞2位
『GET BACK』
宇根 周佑
自分は何者か。日々に埋もれ、映画を撮る夢を諦めた男は静かに決意する。しかしその先に現れたのは、抗いがたい“影”の存在だった…。平均スタッフ2.5人、全編iPhone撮影。ビートルズの「GET BACK」に着想を得た光と影、そしてアクションが織りなすサイコサスペンス。
上映日時:6/11(水)1部

★中間制作 観客賞
『結局おれが』
小西 一輝
おれは気が使える
あいつらは気が使えない
おれはおもしろい
あいつらはおもしろくない
上映日時:6/12(木)2部

★中間制作 井口監督賞
『窓の外』
藤井 実奈
イタリアとスイスを訪れた、私たち夫婦の、新婚旅行の記録。
上映日時:6/12(木)2部

★中間制作 事務局賞
『Goodnight Ladies』
MAKO LEE
自分の世界に閉じこもっているサヤの唯一の友達は飼っている黒猫のぺぺだけ。ある日、図書館の本に挟まっていたライブのチケットを見つけたサヤは迷った末、行くことを決意する。
上映日時:6/11(水)1部


『ブリッジ・オブ・ヘヴン』
石崎 皓大
些細な罪を犯してしまった青年は、橋の欄干に寄りかかり、自分自身の存在をかけて思い悩む。反響する過去の幻聴、彼を裁こうとする二人の審問官の幻覚が彼の懊悩をエスカレートさせていく。彼は一人の女性と出会い、対話を重ねる。魂は救済され、肉体は欄干を越える。
上映日時:6/12(木)1部

『たわいがない』
小野寺 紳
足りない何かを埋めるように人や物に囲まれながら生きる直太はどこか自分の人生を他人の人生のように生きている。街を歩く他人を羨ましく思い、近くにいてくれる友人や恋人、そして自分のことはつまらないと思ってしまう。そんな一人の男が最後に気がついた自分の欲望とは。
上映日時:6/7(土)2部

『廻る世界で』
海沼 慶信
石井と南。うだつの上がらない二人は今日も公園でだべってる。
上映日時:6/8(日)1部

『東京ビジネス』
亀村 幸助
磯島は突然、旧友の山川に呼び出された。待ち合わせ場所は、スカイツリーの見える川沿いだ。出会って早々、山川はスカイツリーの方向へ歩き出す。磯島は、渋々ついていく。
上映日時:6/9(月)2部、6/13(金)2部

『ヒサカキの匂い』
牛腸 麟太郎
男女四人の断片的な記録。
ナオとハルカは、互いに質問をする。
カズマとレンは、理不尽な依頼を受けている。
上映日時:6/8(日)1部

『糸の輪』
寺嶋 環
自分の身体が接する外側と、心の在る内側との狭間で息苦しさを抱え生きる大学生の百瀬波留。偶然出会った女性、月本織をきっかけに、彼女は編み物を通して自分自身と触れ合ってゆく。
上映日時:6/11(水)2部

『空無』
中岡 祐太
南山高校バスケ部は働き方改革により練習時間短縮を余儀なくされる。インターハイ出場を目指していた和馬だが部長の浩二を筆頭に皆賛同している。仕方なく公園で練習をする和馬。しかし公園には補欠の弘人が練習していた。弘人との練習を通してバスケと向き合う和馬だが、彼らのバスケ部人生を狂わせるある事件が起きる。
上映日時:6/8(日)1部

『覆水盆に返らす』
早川 永納
中国と日本のミックスでありながら、母語も親との会話も遠ざけてきた永木流。ひょんなきっかけから中国語に興味を持ち、触れていくうちに自身のルーツや親の内面に思いを馳せ始める。
上映日時:6/13(金)2部

『夢とマシンガン』
原尻 明
三十代になっても売れる兆しのない役者の小日向風太は、状況を打開するため、一人芝居をやることを決意する。そんな中、映画のオーデションに初めて合格、プライベートでも恋に落ちる。そんな風太に次々とトラブルが襲いかかる・・。
上映日時:6/9(月)2部、6/12(木)1部

『Blue Hour』
春井 萌花
主人公の少女は女子高生に対し、強い憧れと執着を持っている。そんな自分の憧れを1人の友達に当てはめることで自分の中の「特別」を具現化し安堵していた。高校卒業間近。生活をこなしていく中で、彼女にとっての「特別」が段々と崩れていく。変わりゆく日々と自分自身と特別。交わり離れながらも、生きてゆく少女の果て
上映日時:6/7(土)2部、6/8(日)1部

★中間制作 観客賞2位
『OL魔法少女』
雨宮 健人
「心の灰汁」。それは、人の抱えるストレスから起因する負の感情。それを抱え続けた人間は「灰汁魔(アクマ)」となり、人を襲う。そんな彼らと戦う魔法少女もまた、負の感情をエネルギーを魔法に変えて戦う。27歳、こじらせOL魔法少女ミサトは、新人魔法少女の育成を任された…
上映日時:6/11(水)2部

★中間制作 観客賞
『コンプレックス』
小野寺 紳
大学を卒業して4年が経ったアヤノ。
久しぶりに再開した友人のキラキラした生活を聞いているうちに、アヤノはこれまで楽しそうに話してた様子から一変し、暴走。
何者でも無い半端者が、自分を受け入れてくれる居場所を探す物語。
上映日時:6/12(木)1部

★中間制作 吉田監督賞
『ささげにささげて』
早川 永納
高校の友達で演劇部でも一緒だった松井と時田。卒業後演劇から離れ、時田とも疎遠になって2年が経とうとするある日時田から「専門学校の卒業公演を見に来てほしい」と連絡がくる。止めていた時間を動かしたとき、そこにあるものとは。
上映日時:6/13(金)2部

★中間制作 事務局賞
『チョコレートコスモスが咲いたら』
春井 萌花
いじめが原因で自殺したクラスメイトの事を、今も尚忘れられずにいる少女シオン。しかし、彼女の目の前には死んだはずの同級生日和が、当たり前のように存在していた。生前交わらなかった2人の人生が交差し、止まっていた時間が少しずつ動き出す。その時間は彼女達の未来へと繋がってゆく。
上映日時:6/7(土)2部


第78回 カンヌ国際映画祭 オフィシャルセレクション ラ・シネフ部門 正式出品
第25回 TAMA NEW WAVE コンペティション部門入賞
第30回 NEXT YOUNG ARTIST AWARD 映像&アニメーション部門入賞
『ジンジャー・ボーイ』
田中 未来(2023年度吉田監督クラス)
地方の銀行員である岸田。急遽東京への異動が決まる。 急な話だったため、東京でフリーターをしている高校時代からの友人、倉のもとに一時的に世話になることに。 岸田は、新しい職場環境や慣れない倉との共同生活で次第に疲弊していく。 そんななか、倉に統合失調症の疑いがあることが分かり…。
上映日時:6/10(火)1部

第3回 高円寺国際学生映画祭 長編部門 最優秀作品賞
第25回 TAMA NEW WAVE 「ある視点」部門入賞
第2回 山国映画祭 コンペティション部門入賞
『姿』
橘 卓見(2023年度井口監督クラス)
演出家を志すナナミは戯曲の執筆に励むため、なけなしの制作資金をはたいて小さな港町のゲストハウスを訪れる。長期滞在している大学院生のリョウと観光客のアリナ、そして宿泊客との距離感が妙に近い、若くて快活なオーナーであるアラシ。互いに初対面の若者たち4人が静かな漁村で過ごす数日間のバカンス映画。
上映日時:6/10(火)1部

※下記時間はイベント開始時間です。ご入場はイベント開始10分前(プログラムにより5分前)を予定しております。
※1つのプログラム中の途中入場、途中退室は基本的にできません。プログラムの最初からご入場できるようにお越しください。
※★=中間制作


<チケット料金>
WEB予約・劇場窓口販売 | 1,100円 |
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【WEB予約】WEB予約はコチラ
●ご鑑賞の3日前の0:00より、各回上映時間の30分前までWEBでチケットがご購入いただけます。
※感染状況により変更の可能性がございます。劇場公式サイトからご確認ください。
●クレジットカードでのみご購入が可能です。
●1回の決済で最大4席までのご購入になります。イベントがある場合などは1回に決済できる枚数が変更となる場合もございます。
●上映中止の場合を除いて、チケットご購入後の日時変更、キャンセル、払戻し等はいたしかねますので、あらかじめご了承の上ご購入ください。
【劇場窓口販売】
●ご鑑賞日3日前の開場時間より受付をいたします。
※開場時間は当日初回作品の上映時間より20分前を予定しております。混雑の際は開場時間が早まることもございます。
●お支払いは現金のみとなります。
●お電話での取り置きはできません。
<劇場のご案内>
新宿K’s Cinema
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-35-13 SHOWAKANビル3F
TEL:03-3352-2471
http://www.ks-cinema.com/
アクセス:JR新宿駅東南口改札、地下鉄新宿駅A5出口、徒歩3分
