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2015.02.12
お知らせ

作・演出は『サッドティー』の今泉力哉監督!ENBUゼミナール主催の舞台製作プロジェクト「CINESTAGE」2月末まで追加募集受付中!!

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CINESTAGE vol.1  ~映画監督の演劇【今泉力哉編】~

〈CINESTAGEとは〉 ENBU ゼミナールが主催する、映画監督による演劇創作の企画です。第一弾の監督は、「サッドティー」の今泉力哉監督。「そこ」で起きていることと、登場人物や俳優を困らせていくことにこだわる今泉監督の創作する演劇は、人間のおかしみが存分に抽出された舞台になるでしょう。どうぞご期待ください。   今泉力哉 【今泉力哉】1981年福島県生まれ。『たまの映画』(10年)で商業監督デビュー。恋愛群像劇『こっぴどい猫』(12年/モト冬樹主演)がトランシルヴァニア国際映画祭(最優秀監督賞受賞)を含む多くの海外映画祭で上映。TVドラマ『イロドリヒムラ』への脚本参加(監督・犬童一心)や、山下敦弘監督とともに共同監督したドラマ『午前3時の無法地帯』(出演:本田翼、オダギリジョー)など、映画以外にもその活動の場を広げている。13年東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式招待上映された『サッドティー』が14年5月より全国公開し、12月にDVD発売となる。同年、『鬼灯さん家のアネキ』公開。    

『アジェについて』

劇団主宰者の芝は元劇団員だった杉尾の死を自分だけが2週間遅れで知らされ激怒。建設現場ではたらく清田がお見合いした二ツ森と再会するころ、同じ建築現場で働き始めた若くない新人アルバイト濱津は訳あって毎日遅刻。待機児童問題を抱えたヤクルトレディーたちはあるDJ を巡って女の戦いを見せ、ある老人の死にひとりの女子高生が心を痛める。夢か現かわからないマスターの病気。そして宗教や政治の話。ぼくたちは一体なにを大切に生きているんだろう。アジェについての言葉は何を意味するんだろう? ある女子高生が言う。「でも結局、全部つくりものじゃないですか?」   脚本・演出 今泉力哉   出演 青柳文子 石田清志郎 加藤彩 清田智彦 芝博文 杉尾真理子 相馬陽一郎 手塚加奈子 永山桃 7A 濱津隆之 平岡美保 福島綱紀 二ツ森恵美   劇場 新宿ゴールデン街劇場 〒160-0021東京都新宿区歌舞伎町1-1-7マルハビル1F JR新宿駅東口より徒歩6分 西武新宿駅より徒歩7分 地下鉄都営新宿線・丸の内線・副都心線 新宿三丁目駅B-3出口より徒歩5分 E-1出口より徒歩1分   期間 2015年5月12日(火)~17日(日) 5月12日(火)19:30 5月13日(水)19:30 5月14日(木)14:00/19:30 5月15日(金)14:00/19:30 5月16日(土)14:00/19:30 5月17日(日)13:00/18:30   料金 前売2300円/当日2500円   詳細ページ   http://urx3.nu/jiSZ 予約フォーム    http://urx3.nu/jiLE   スタッフ 舞台監督/鷲尾亮太  照明/井坂浩  音響/ミ世六メノ道理  イラスト/黒坂麻衣 デザイン/牧寿次郎 企画・製作 ENBUゼミナール   問い合わせ ENBUゼミナール TEL 03-5437-3550   ————————————————————————– はじめて演劇をつくるにあたり  結局というか  やっぱりというか  演劇にまつわる物語をつくることになってしまった 演劇のことをずっと考えていたら  自然とそうなってしまった  ぼくの思考回路は単純だし  いつだってネタ切れだ 演劇も映画もつくりものだ  つくりものをつくることの意味なんて  きっといつまで経ってもわからないけれど それでも  ぼくはつくりものをつくりつづけている  そして  いつかやめるだろう  そういう答えのないことを描いた物語だ だけど  極端なことを言えば  人間だって  その実人生だって  全部つくりものだ じゃあ  つくりものって何?  死んだ方がまし?  産まれてくる命は?  死んでいく命は?  生きる意味は? そんなこと  死んでもわからないけれど  もし  少しでも  つくりもので笑えたとしたら  それが全てな気もしている そして  とてもしあわせなことに  ぼくはまだつくりものの力を信じている   今泉力哉  
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