今泉かおり(2007年春期映画監督コース)
今泉かおり監督作品『聴こえてる、ふりをしただけ』がベルリン国際映画祭にて特別賞を受賞しました!!
ベルリン国際映画祭の「コンペティション」「パノラマ」「フォーラム」に並ぶ正式部門として子供たちが賞を選出するという「ジェネレーション」部門のうち、11歳から14歳の11人の子どもの審査員によって選ばれる「ジェネレーションKプラス」で「子供審査員特別賞」を受賞しました。
今泉監督の受賞コメント
「みなさんご存知のとおり、日本は昨年震災でたくさんの人が亡くなりました。
親をなくした子どもたちも、たくさんいます。
この映画は、母をなくした子供が悲しみを乗り越え、成長する姿を描いた作品です。
このような賞をベルリンでもらって、日本にもって帰れることをうれしく思います。
一番嬉しかったのは、子供を描いた作品を、子供審査員の方々が選んでくれたことです。
そして、私は26歳で映画の専門学校に行き映画を作る事を夢見ました。
映画監督としては遅い方かもしれませんがこうやってベルリン映画祭で上映される事ができとてもうれしく思います。
ですので、ここにいる子供の皆さんも、やりたいことをあきらめずにやればきっとできると思うという事を忘れないで、
夢を持ち続けて欲しいと思います」
彼女は看護師で働きながら、そして二人の子供を育てる素敵な女性監督です!!
受賞レポート記事