ドロップシネマパーティ:「新しい監督」を「新しい俳優」による「新しい映画」が、今年もENBUゼミナールから産声をあげる

講師コメント

【2014年春期・映像俳優コース・昼間部・中間映画制作担当】
杉田協士監督(監督作品:『ひとつの歌』)


スクリーンの中ではいつも誰かがなにかに視線を向けている。
その先にあるものは人生である。



【2014年春期・映像俳優コース・夜間部・中間映画制作担当】
平波亘監督(監督作品:『東京戯曲』)


まだ手垢のついてない原石のような俳優たちが演技に、
そして映画に立ち向かうのを間近で見つづけたこの三ヶ月は、
僕自身にとっても何にも代え難い時間でした。

この映画を映画館の暗闇のなかで、観客の皆様と共有する経験を経て、
彼等がこの先どういう道を歩んでいくか、僕には知ったことではありませんが、
結果生まれた映画は今までの自分にない若さと一匙の希望が垣間見えるような気がしています

また(願わくば現場で)、会いましょう



【2014年春期・映画監督コース・夜間部中間制作担当】
池田千尋監督(監督作品:『東南角部屋二階の女』『ミスターホーム』)


生徒たちと向き合っているとそこにかつての自分を見つけます。
ヘタクソでめんどうくさくて無責任で人をたくさん傷つけて、
でもどうしても作りたい映画にただ真っすぐに向かっていく。
止まったら死ぬんじゃないかってくらいの勢いでありったけの力を込めて。
映画を作る中で何よりも一番知るのは自分という人間についてだったりもします。
これがまたえらくしんどくて情けなさに押しつぶされそうになりながら何度も立ち上がって。
そんなふうに映画を作りました、それがわたしの始まりでした。
ここにはそんなたくさんの「始まり」があります。
そして、映画が上映されるそのとき、新たな監督たちが生まれます。
彼らの「始まり」をぜひ目撃しに来てください。
どうぞよろしくおねがいします。



【2013年秋期・映画監督コース・夜間部卒業制作担当】
熊澤尚人監督(監督作品:『近キョリ恋愛』『ジンクス!!!』『君に届け』『おと・な・り』)


物作りは、終わりがなく、ゴールのないずっと続く階段のようなものだと思います。
階段を登るには、苦しい思いをする事が多いです。
けれど、階段を登ると、素晴らしい景色が見えて来ます。
更に登ると、また違った素晴らしい景色が見えて来ます。
その素晴らしい景色がどう見えるのか?登った人にしか分からないのです。



このページの先頭へ戻る