ドロップシネマパーティ:「新しい監督」を「新しい俳優」による「新しい映画」が、今年もENBUゼミナールから産声をあげる

講師コメント

本田隆一【映像俳優コース・昼間部卒業制作担当】
(監督作品:『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』『市民ポリス69』)

まだ撮影どころか、ようやくロケ場所が見つかった、というような段階なので、
どんな作品に仕上がるのか未知数な部分が多いのですが、
生徒達が一年間学んできた事を真っ向からぶつけた、
パワフルで素敵な作品になるよう、
こちらも徹夜覚悟でエネルギッシュに撮りたいと思います。
是非、その成果をスクリーンでご覧下さい。



加藤直輝【映像俳優コース・昼間部卒業制作担当】
(監督作品:『アブラクサスの祭』)

ここには半年前の自分が写っています。
結局のところ、これが真実です。



内田伸輝【映像俳優コース・昼間部卒業制作担当】
(監督作品:『おだやかな日常』『ふゆの獣』)

僕は映画において、何かのカテゴリーにおさめて考える事をしないようにしています。
商業映画、自主映画、ドキュメンタリーや、フィクション、
最近で言えば「震災映画」とかも。
何て言いますか、「映画」は「映画」だと僕は思うのです。



大谷健太郎【映像俳優コース・夜間部卒業制作担当】
(監督作品:『NANA』『ジーン・ワルツ』)

今回受け持った生徒たちは、まだまだ勉強中の俳優の卵です。
それでも彼らは俳優として映画の中で生きた証を刻みたいと作品に望みました。
私も、彼らの精一杯の姿を刻もうと尽くしました。
今回、自分にとっても、いつもと違う、
映画作りの原点に立ち戻ったような初々しい作品になったと思っています。
ぜひ観てやって下さい。



市井昌秀【映像俳優コース・夜間部卒業制作担当】
(監督作品:『箱入り息子の恋』『無防備』)

誰もが痛みを抱えながらも、
「私は大丈夫」と平穏ヅラをして日々の生活を送っている。
そんな痛みを「全部ぶちまけてしまいたい!」という想いからこの物語は産まれました。
俳優陣の勇姿を是非劇場で!



白石晃士【映像俳優コース・夜間部卒業制作担当】
(監督作品:『ノロイ』『超・悪人』)

このコメントを書いている段階ではまだプロットすら書き上がっていませんが、
ビリビリと映画の神の存在を感じています。
非常に感動的な殺人映画になることでしょう。
ご期待ください。



鈴木卓爾【映画監督コース・昼間部卒業制作担当】
(監督作品:『ゲゲゲの女房』『私は猫ストーカー』)

あたし達が最初に映画を作った時、自分が狙ったものなんかほとんど映ったりしないことを思い知りました。
映せなかった事、そのあまりの多さに七転八倒、ようやく何かの形に落ち着いただけなのだと。
映らないことと映ること、その呪いにかかった者は長い旅へと出発します。
ドロップシネマはその者達の、最初の祟り場なのです。
祟り場へウェルカム。



熊切和嘉【映画監督コース・夜間部卒業制作担当】
(監督作品:『海炭市叙景』『莫逆家族~バクギャクファミーリア~』)

いよいよ映画を作りにくい時代になってきたけど、
映画にはまだまだ可能性がある、と信じたい。
大げさに言うと、それは彼らに掛っている。
彼らの作品が、ふらりと劇場に入ってきた一般のお客さんの心を動かすことを願っています。

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