ドロップシネマパーティ:「新しい監督」を「新しい俳優」による「新しい映画」が、今年もENBUゼミナールから産声をあげる

ENBUゼミナールの生徒と日本を代表する映画監督とのコラボレーションによって生まれた個性あふれる短編映画を12日間にわたり上映します。ENBUゼミナール短編映画祭、第15弾!
この映画祭から誕生する新しい才能をあなたの目で確かめてください。

Aプログラム:映画監督コース【昼間部】作品(映画監督コースの生徒が、プロの監修のもと、監督した作品を上映します。)

監修:古厩智之
(「武士道シックスティーン」)

講師コメント:人生をもう一度やり直せるとしたら、僕は迷わず20代前半、自主映画作りに夢中だった頃に戻ります。
初めて本気になれた充実感。何かを掴めた高揚感。本気だからこそ初めて知る挫折感…。 あらゆるものがありました。
青臭い季節真っ只中の男たち(男だけのクラスです)を目撃してやって下さい。

Aプログラム上映作品

title 『笑う虫けら』
director 鈴木薫
story 兄の頼みで引きこもりを演じることになった妹。その妹に薄っぺらな優しさを見せる兄の恋人。全く罪悪感を感じていない兄。嘘だらけの共同生活は徐々に破綻していく。
title 『今だ、ファズを踏め』
director 永田浩幸
story ある日、あるバンドが解散する。それぞれがバンドのない日常を過ごす中で違和感を感じていく。
title 『マザー』
director フジハラミツヒロ
story あるバレエ劇団の話。女は男に恋をする。だけど男は女の踊りにしか興味がない。しかも男には妊娠している彼女がいる。そんなこんなでどうしようもない恋が始まる。
title 『生(なま)』
director 松本剛
story 姉の恋人に思いを寄せる妹は誰にも気づかれないよう、自己満足的に彼に尽くしている。しかし、隠していた感情が彼に伝わってしまい、彼に迫られたとき、妹は自分の罪と罰、失ったものと手に入れたものを知る。
title 『Sons of a Bitch』
director 山下敦
story 図書館司書の青年が恋をした。相手はいつもあの席に座ているあの娘。ちょっとしたキッカケで彼らは出会い、やがて別れが訪れる。これはごくごく普通のラブストーリー、この世界では…。

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Bプログラム:映画監督コース【夜間部】作品(映画監督コースの生徒が、プロの監修のもと、監督した作品を上映します。)

監修:大谷健太郎
(「NANA」)

講師コメント:とにかく一歩、前に踏み出すこと。
それがどんなに大変なことか、生徒たちは身を以て感じながら映画作りに取り組んできたと思います。 今まさに、観客の皆さんの前で、『映画監督』として一歩前に踏み出す生徒たちの姿を、ぜひ見届けてやって下さい。

Bプログラム上映作品

title 『惑溺(わくでき)』
director 岡部徹
story アパートの裏で野小便をする隣の人妻を目撃してしまう青年・時雄。その日から人妻に恋心を抱き始める。
title 『再出発』
director 木村真人
story 大学4年生で就活中の青木は彼女の美樹と同棲中である。ある日のこと、彼の家に一人の男がやってくる。彼は中学高校の数少ない同級生である穴山だった。ひょんなことから三人は同居生活をすることになり・・・。
title 『つないだ手』
director 櫛田まゆみ
story 18歳の佳苗は、高校を中退し、毎日寝て過ごす日々を送っていた。そんなある日、親友から呼び出された佳苗は誠人と出会う。
title 『日常変化?』
director 後藤貴志
story 日常のダラダラとした時間。とあることがキッカケで青年は旅に出るが・・・。
title 『彼がいないと女になれない』
director 鈴木勝惠
story 仕事に疲れた麻美が、彼氏のいない間に家に閉じこもる。そんな彼女を外へ連れ出すために彼氏の優二は・・・
title 『さよならワンダーランド』
director 橋本孝志郎
story マニア向けの裏ビデオの製作を手伝い、生計を立てている脇田。ある日、モデルの女の子が失踪したため、新たなモデルを雇うことに。しかしボスに連れらて現れたのは中学時代の同級生・雪菜だった…。
title 『けものの詩(うた)』
director 森川和幸
story 男は結局、女を殺してしまった。なぜ男は女を殺したのか?女はなぜ殺されたのか?

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Cプログラム:映像俳優コース【昼間部】【夜間部】作品(映像俳優コースの生徒が、プロの演出のもと、出演した作品を上映します。)

「兄妹ブルース」
監督:萩生田宏治(「コドモのコドモ」)

あらすじ:中途採用で就職を決めたキンゴは、妹が所属する劇団の公演に訪れた。 舞台の妹はピクリとも動かず、まったく理解ができない彼は思わず演出家を殴ってしまう…。 兄は妹の行く末を危ぶむが、妹はそれが煩わしい。全ての兄と妹、姉と弟に捧げるきょうだい哀歌。

講師コメント:さまざまなテキストを通して、その登場人物が何を望んでいるのか?を見つけ出す授業を続けた。 思いは一切写らないにもかかわらず、複雑怪奇な人間の内面なるものを描き出してしまう矛盾もまた映画の魅力。 望みを持てば葛藤が生じる。葛藤は人を思いもよらぬ行動へと駆り立て、そこに演技が生まれる。

「わたしにできることのすべて」
監督:冨樫森(「あの空をおぼえてる」)

あらすじ:小説家志望の女子高生・長谷川は学校のスターのような存在の桜井に同性ながらほのかな思いを寄せていた。 5年後、小説を書き続ける長谷川は、変わってしまった桜井と再会することになる。

講師コメント:生徒数が少なかったのが逆に幸いして、じっくり稽古できたと思う。
がしかし、果たして君たちは何かを掴む事が出来ただろうか? 敬愛する北村想さんの言葉だが、万年筆の先の小さな石のごとき核をみぞおちに燃やし続けられるかどうかなんだ、と。

「蜘蛛と拳銃」
監督:本田隆一(「GSワンダーランド」)

あらすじ:「関東妖怪地図・深谷に棲む400歳の処女」青春を謳歌する学生サークルの合宿で、突如として巻き起こる謎の連続殺人。 アリバイを偽装した完全犯罪のトリック。元禄時代から村に伝わる悲しき悪魔の伝説が、今甦る!

講師コメント:強盗。強姦。殺人。鬱屈した十代のエネルギーを爆発させた若者達の青春群像。
生まれてきた事の意味を根源的に問い質す等身大の演技。 厳冬の撮影を見事に乗り切った、映像俳優コースの底力をご堪能いただければ幸いです。

「サルベージ(salvage)」
監督:亀井亨(「幼獣マメシバ」)

あらすじ:深い海の奥深くに朽ち果て、いずれ誰かがそこから引き揚げてくれるのを、待っている船のように生きていた人。 ある日、死んだ町の波間からゆっくりと降りてくる錆びた鎖を光の隙間から視る。

講師コメント:観るものが、なぜ、その人はそこに存在するのだろう?という事を自然に考えられるような、そんな作品に仕上がれば良いと考えます。

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Cプログラム:「ndjc2009完成作品特集」ほかENBUゼミOB関連作品(ENBUゼミナールの卒業生が、監督または出演した作品を上映いたします。)

映画「アンダーウェア・アフェア」

© 2010 VIPO

「アンダーウェア・アフェア」
監督:岨手由貴子(03年春卒業)

出演:東加奈子 小野ゆり子 広瀬麻百合 綾野剛 山中崇

あらすじ:寂れた田舎に暮らす主婦・朝子。保育園の園長である夫とは別居中。5歳の息子と二人で生活している。一方、少女時代の朝子は、母と妹と都会の狭く汚い団地で暮らしていた。太ももの傷と、下着と、匂い・・・。ふたつの時代、それぞれの思いがけない一日が交差する。

映画「ペダルの行方」

© 2010 VIPO

「ペダルの行方」
監督:金井純一(06春卒業)

出演:辻香緒里 浦上晟周 土屋神葉 清水尚弥 藤田洸斗 草野康太

あらすじ:行方不明の息子、香一を探してチラシを配る詩織。その隣で詩織を手伝う香太、8歳。香一がいなくなってから5年の月日が流れていた。そんなある日、香太の前に香一と名乗る中学生が現れる。香太には兄の香一の記憶がなく、その中学生を兄と信じてしまい…

「ndjc2009」とは
文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト」では、在野の優れた若手映画作家の発掘と育成を行い、本格的な映像制作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するためのワークショップを実施すると同時に、新たな才能の発掘を目的とした作品発表の場を提供することで若手映像作家を支援し、日本映画の活性化を目指しています。
ndjc2009ロゴ

「Scarlet」
監督:山下泰生

あらすじ:知人の紹介で知り合った田神と遼子。互いに、惹かれ合い、交際を始める二人だが、遼子にはある秘密、過去があった。ある日、遼子の元恋人、五郎が現れ・・・。心に潜在する本質的な歪みが引き起こした悲劇。

「青すぎたギルティー」
監督:平波亘

あらすじ:たった一枚のレコードを残して解散したバンド、ザ・ギルティーズ。転がりつづけて転落するしかなかった不世出バンドの最後の一年間の物語。

「賽ヲナゲロ」
監督:天野千尋

あらすじ:主人公道子の左胸には、人に言えない大きなアザがある。それを不幸の象徴だと考えている母と、「ふつうの幸せ」を手に入れようともがく道子の溝は徐々に広がってゆき・・・。

「預流向(よるこう)」
監督:松尾圭太

あらすじ:瀕死のサングラス・ガイ長谷川、眉毛の無い女、菊子に拾われる。その後、いろいろあって一宿一飯の恩義のために長谷川が立ち上がる。

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Sプログラム:優秀作品発表・再上映(最終日(3/31)は、上映期間中特に好評だった作品を再上映します。)

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