ENBU☆フェスタ！2010年度春期演劇コース劇場公演

講師からのコメント

ノゾエ征爾さんからのコメント
演劇を始めてまだ1年弱の生徒たちと、講師一年目の自分とで、
先に光を感じれる何かをこの作品で見出せたらと、たくさんもがいてあがいて、
俺よりもがいてみろと生徒に投げかけては、
もがくのなんてイヤですなんて言おうものならぶん殴ってやろうと、
人っこ一人殴ったことのない拳をそっと握ってみたりしつつも、
彼らや自分にとって、あかるいみらいに繋がる作品になればいいなと、
ともかくがっつり演劇をしようと思う。

田辺茂範さんからのコメント
卒業公演と言うのは、生徒たちにとって思い入れ深いものだと思います。
また、この演目は劇団で初めて劇場を借りた時の作品で、
自分にとっても卒業公演的な思い入れは深いんです。
あと、実は僕、ここ３年ほどきちんと演劇をやれてなくて、
久々の舞台と言う思い入れの深さもあります。
とか言いながら、僕らの思い入れの深さってどうでもいいんです。
観に来て下さるお客さんにとって、
この卒業公演が思い入れ深い作品になりますように。

土屋亮一さんからのコメント
ENBUゼミの卒業公演を担当させていただくのは二度目ですが、
今回もまた自分の中の「やったことない」をほじくり出してみて、
リアルやったことないの人たちと向き合って、横一線に並んで、
隠れて目立たなくなるくらいになじんでいきたいです。おっさんのくせに。
一緒にいろいろ一から学んで、
卒業したぞ感をどの生徒さんよりも晴れやかに醸したいと思っています。
負けないぞ。

福原充則さんからのコメント
ENBUゼミの卒業公演ということで、
生徒達それぞれの、若さ故の過ち満載のお芝居になることが予想されます。
が、どうかナメないでくださいな。
そもそも私が舞台の上でみなさんに見せたいものは、
人間の過ちというモノなのです。
若さや情熱や衝動を何かにぶつけないと確認できない時点で、
生徒達はみな間違い、逸れてしまった人間です。
そんな奴等の過ちを見たくないとは言わせないと
言い切るほどでもないけど来てね。