ENBUゼミナールによる映画祭『ドロップ・シネマ・フェスティバル』第32弾。
18年春期・映画監督コースの生徒による14本の卒業作品を上映。
彼らの「今」でしか作れないものがあって、もしかしたら下手で不細工で、でもだからこそ傑作で、それ以外のなにものでもないんです。
『総天然色』 | |
上映日時 | 11/3・11/7 21:00~ |
池本一成 | |
夜、あるアパートの一室、自称活動家のクロと3人の男たちシアン、マゼンタ、キイロが酒と鍋を囲み自由について議論している。 金が自由を蝕むと言うクロ、シアンは平和な現代で十分だと彼を諭す、マゼンタは肉を食べ続け、キイロは自由とは何かと問う。 酔いも回った頃、クロの酔狂の一言から彼らの旅が始まる。 |
『NAVY』 | |
上映日時 | 11/7 21:00~ |
加藤美菜 | |
舞台の裏方で真面目に働く、主にネイビーブルーの洋服を着ている素朴な男。その日常を追っていくに連れて、やや生じてくる違和感。人の一部を知って気づくのは、それが本当にごく一部に過ぎないという事である。それぞれが大切にしているものは、とても人に見せれるようなものではない。でも彼らにとってはそれが全てである。 |
『#五反田おじさん』 | |
上映日時 | 11/5・11/8 21:00~ |
川村朱梨 | |
25歳のヒカルは、信頼していた上司からのセクハラ被害に遭う。 |
『ミルクドーナツ』 | |
上映日時 | 11/4・11/6 21:00~ |
佐藤伊織 | |
食べることが大好きなアイ。友達も多く、楽しい毎日を過ごしているが、なかなか恋愛には踏み出せない。そんなある日、アイは、シュンという大学生から告白される。嬉しくなって付き合うアイ。しかし、シュンは、アイの前で食事をしない。 |
『仮面夫婦』 | |
上映日時 | 11/3 21:00~ |
佐藤陽子 | |
都内に住む里佳(35)は内科医で、二人の子どもの子育てと仕事の両立に疲れ切り、夫・義治(45)とも喧嘩しがち。何とかこの生活から抜け出すため、家事代行サービスを手配してみたところ、やってきたのは、中年のおじさん。おじさんとの交流を通して、夫婦は自分・夫婦のパートナーシップの仮面を少しずつ脱いでいく。 |
『SAKURA』 | |
上映日時 | 11/6・11/9 21:00~ |
シンジシシクラ | |
主人公のサクラは日本人だが、フランスで生まれ育ったため二重国籍である。親の転勤で帰国するが日本語が完璧ではない。18歳だが年齢よりも学年を落として、現在は高校1年生。 日本の社会環境に馴染めず、登校拒否になる。しかしダンスに出会い自分を見つける。 移民や帰国子女という国際社会問題を背景に、主人公の揺れる感情と時代の移り変わりを「東京」を舞台に表現したい。 |
『おにいちゃんのばか』 | |
上映日時 | 11/4・11/9 21:00~ |
関口洋平 | |
主人公・拓郎は妹・楓とアパートの一室で暮らしている。 ある日主人公は仕事上のストレスから楓を殴ってしまい、楓は家出をしてしまう。 その後、主人公は犯人からの電話で楓が誘拐されたと聞く。犯人の要求では 1千万を用意しろと言う。そんな中、楓の彼氏・安仁屋が家を訪ねてくる。1千万もの金を用意できるはずのない主人公は安仁屋とともに楓を助けるためにある賭けに出る。 |
『君を忘れて』 | |
上映日時 | 11/5・11/8 21:00~ |
高倉透火 | |
故郷を離れとある港町に暮らす映美香は、地元育ちの龍彦と恋をしているが、互いの理想を叶えられずすれ違う。ある日彼女は以前の恋人と再会し、かつて抱いた彼への想いが甦る。二人の間で二重生活を送りつつ、いずれともいつか別れることを予感する映美香の心には、やるせなさと共に奇妙な希望が生まれる。 |
『素敵な厄年~これぞハッピーなアン・ラッキー!~』 | |
上映日時 | 11/4・11/5 21:00~ |
寺崎義人 | |
国島忠司は数え年で24を迎えた。身の回りでは不運な出来事が次々と起こり、極め付けには命の危機に立たされる。 このあまりにも「厄年すぎる」状況は、実は悪霊の仕業だった。この厄年に、国島への復讐が始まったのだ。しかし悪霊に呪われるほどに、なぜだか「ハッピー」になっていく国島……。 厄年に始まった復讐とは!? |
『つま先だけが恋をした』 | |
上映日時 | 11/3・11/8 21:00~ |
猫目はち | |
約束をせずに同棲をはじめた紳司と雪。ふたりは日常を暮らしていた。離れることを選んだとき、ふたりの関係はどうなるのか。 わたしはあなたの見るものが見たかった。 |
『平成最期の男、』 | |
上映日時 | 11/9 21:00~ |
濱本昌宏 | |
2019年4月30日。「平成」が終わりを迎える頃、 YouTubeである映画が配信される。――主人公の名前は、田中平晴。平成最初の日に生まれ、22歳の時に自らの陰惨な過去を映画化。“平成の新鋭監督”として華々しくデビューを飾った男である。だが、そこから彼の人生は転落の一途を辿る。――訪れる時代の終わり。平晴は、決意する。 |
『声が聞こえる』 | |
上映日時 | 11/7 21:00~ |
松沢賢二 | |
「家族って、なんだろうーー」 小さい頃から児童養護施設で育った秋元栞。ある日、会ったことのない母・夏美が残したというある絵の存在を知り、栞は家を飛び出す。離れ離れになっていた家族が20年以上の時経て、ようやく一つになろうとしていた。 |
『明日死ぬ僕と、今日死ぬ君』 | |
上映日時 | 11/6 21:00~ |
三笠大地 | |
ダメ男の主人公は、ある日、『写すだけでカップルを破局させるカメラ』を手に入れる。そして自分がモテない腹いせに他人を破局させまくる。しかしそこへ、逆に『写すだけでカップルを成立させられるカメラ』を持った美女が現れる。二人は協力してカメラを使い続けるが、その効力には恐ろしい代償が伴った―― |
『美しく醜い風景』 | |
上映日時 | 11/3・11/9 21:00~ |
山﨑 南 | |
世の中が美しすぎるが故に、自分や自分の見ている筈の風景も、醜くされてしまう。 |
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