ドロップシネマフェスティバル:「新しい監督」を「新しい俳優」による「新しい映画」が、今年もENBUゼミナールから産声をあげる

ENBUゼミナール映像科生徒による映画祭『ドロップ・シネマ・フェスティバル』第21弾。1年間の集大成19作品。
1年間という時間は本当に短いから、ここで上映する作品を本人たちはきっと満足いく仕上がりには出来ていないだろうと思います。
でもおそらく彼らの「今」でしか作れないものがあって、それは下手で不細工で、でもだからこそ傑作で、それ以外のなにものでもないんです。
彼らの「今」をご覧にぜひご来場ください。!

映像俳優コース作品

【映像俳優コース・昼間部】

プログラム A1
title 『嘘』
director 本田隆一
 出  演: 海老原恒和、大西冬馬、大村昌也、岡奈穂子、
河添由夏子、神山健、小崎愛美理、土屋陽平、
成瀬大樹、濱仲太、平岡佑介、矢野杏子
story 中学のクラス会で7年ぶりに集まった男女9人。かつて同じ先輩を好きだった女同士、或は、いじめっ子といじめられっ子だった男同士…。思春期に胸の内に仕舞い込んだ本音と、大人になった現在の嘘。
プログラム A2
title 『Sonic Road Movie YOKOHAMA!』
director 加藤直輝
 出  演: 海老原恒和、大西冬馬、大村昌也、岡奈穂子、
河添由夏子、神山健、小崎愛美理、土屋陽平、
成瀬大樹、濱仲太、平岡佑介、矢野杏子
story 演技について教えられることはないので、生徒には制作する映画(これ)について断片的に見せたり聞かせたり書かせたり爆音出させたりしました。その結果、途方もないビッグ・シットが出来上がりました。
プログラム A3
title 『キエル』
director 内田伸輝
 出  演: 海老原恒和、大西冬馬、大村昌也、岡奈穂子、
河添由夏子、神山健、小崎愛美理、土屋陽平、
成瀬大樹、濱仲太、平岡佑介、矢野杏子
story 新人監督のマサルは、商業映画デビューのためにプロデューサー達と、超低予算映画の主演オーディションを開催するが、そのオーディションは出来レースだった。監督、悪徳プロデューサー、そして役者たち。それぞれの葛藤や腹の底がオーディションを通して見え隠れする。

【映像俳優コース・夜間部】

プログラム A4
title 『男と女と百万円と裸の男』
director 大谷健太郎
 出  演: 伊藤麻美、井ノ川岬、木内彬子、重田裕友樹、
杉木悠真、徳留秀利、西村美恵
story 12月24日。浮かれムードの世の中とは対照的に売春組織を一網打尽にするため、狭い張り込み部屋で生活する元恋人同士の刑事。恋人たちの相談を親身に聞く胡散臭いマスター。愛を伝えるため必死にギターを奏でる少年。深刻な事態とは裏腹に、恋焦がれる人間たちに奇跡は起きるのか!?
プログラム A5
title 『地味なケガ』
director 市井昌秀
 出  演: 伊藤麻美、井ノ川岬、木内彬子、重田裕友樹、
杉木悠真、徳留秀利、西村美恵
story 大学8年生の男・杉木は、銭湯で転倒し肋骨にヒビが入る。微妙な感情の動きにも敏感に痛むケガを抱えながら、同級生の結婚祝賀会に参加する杉木。そこで、杉木はとんでもない事態に巻き込まれる…
プログラム A6
title 『殺人ワークショップ』
director 白石晃士
 出  演: 伊藤麻美、井ノ川岬、木内彬子、重田裕友樹、
杉木悠真、徳留秀利、西村美恵、宇野祥平
story 彼氏から過酷な暴力を受けるアキコのもとへ、殺人ワークショップの案内が届く。彼氏に殺意を抱くアキコはワークショップに参加。集まった7人の男女に講師が言う――「今から、皆が殺したい奴を、皆で殺していく」

映画監督コース作品

【映画監督コース・昼間部】

プログラム B1
title 『自分以外全員肉体関係』
director 星野慶太
story うっ屈した日々を送る童貞少年。そして大好きなあの娘はイケメンの15番目くらいの彼女。ある日、少年は憧れのあの娘とイケメンの情事をのぞき見てしまう。
プログラム B2
title 『酒に流して』
director 木村 聡志
story 幼い頃から両親のいない大学生の英男は祖母と二人で暮らしていた。やがて祖母も亡くなり、だだっ広い家に一人になった英男の元に一人の中年男が訪ねてくる。その男は20年前に突然失踪した父親の昭男だった。
プログラム B3
title 『常にそこにある』
director 古賀志信
story 山形で小さな町工場を営むリュウスケは営業のために東京にでてきた。そこでは絶縁状態になっていた兄・エイイチが謎の脅迫に怯えて いた。兄、兄の妻、脅迫の謎、大都市…この街でリュウスケは何を求め、何を知るのか。
プログラム B4
title 『ミロール』
director ハセガワアユム
story 10年前、小さな街で女子高生と教師が飛び降り心中をした。その事件を未だ引きずる同級生3人の復讐、離婚、仲裁、親密な彼らの本当の姿が浮き彫りになってゆく。明るい歌声なのに実は娼婦の恋心が描かれるシャンソン『ミロール』のように。

このページの先頭へ戻る

【映画監督コース・夜間部】

プログラム B5
title 『Act』
director 長友孝和
story 大学時代の友人が結婚することになり、式で流すお祝いのムービーを制作することになった菅野。和やかに始まった撮影だったが、制作の過程で、しまっていた気持ちが再燃しはじめる。
プログラム B6
title 『笑顔の向こう側』
director 佐島由昭
story ある日シンジは新宿2丁目で男2人に絡まれているところを偶然通りがかったケースケに助けられる。2人は次第に仲良くなっていくが、シンジはケースケの隠し事に気が付き、2人は・・・。
プログラム B7
title 『初スキ!!』
director 仲藤倫恭
story ずっと前から、好きだった彼と初デート。チャンスは逃せません。
プログラム B8
title 『gyu,bye』
director 児玉龍太郎
story 二人の女性と子供と鴨のその話。
プログラム B9
title 『短編2編~兎にも亀にも~ 』
director 鋤崎智哉
story 同じキャストが役を変えて同じ問題に挑む短編集。兎編『サヨナラゴロ』と亀編『最初で最後』。
プログラム B10
title 『シャボン』
director 嶋田ゆきえ
story 花屋の潔は父一人で経営するつぶれかけた銭湯を手伝っているが、父は人任せで好き勝手なことばかりしている ため次第に不満が募っていく。マナミというカメラが好きな女性が銭湯に出入りするようになり、潔の父に対する気持ちが変化し始める。
プログラム B11
title 『別れた彼に会いにいく』
director 佐藤雄久
story 彼氏と別れたばかりの高校生・長谷川は、彼氏への腹いせを計画している。協力者として、呼び出したのは、仲がいいとは言えない同級生・須藤だった。
プログラム B12
title 『調教記』
director 伊藤智啓
story 調教が趣味の男が狙う次なる獲物とは―
プログラム B13
title 『十年』
director 磯本隆裕
story 「じゃあさ、10年後の今日、待ち合わせね。いつもと同じ、パンダの前で」-気紛れに交わしたあの約束は2人に何をもたらすのか-

このページの先頭へ戻る

卒業生作品

【ENBUゼミナール卒業生作品】

プログラム C1
title 『音をくべる』
director 根岸良之
story 地下にこもる男が、自分で建てた階上の家に幸せそうな家族を住まわせ、音に耳を澄ます。階上の少女が男の元を訪れてから、家族の灯は消えかかり……“幸せに聴こえた家族”が奏でる、ひそやかなノクターン。
プログラム C2
title 『WATER』
director 手塚悟
story 海辺の街に女がたった一人で住んでいた。男は女に立ち退きを迫るため、その館を訪ねた。ことごとく話の本題はかわされ、女は一杯の水を差し出した。「飲んだら何でも言うことを聞いてあげる」男を待ち受ける運命とは…

このページの先頭へ戻る