ドロップシネマパーティ:「新しい監督」を「新しい俳優」による「新しい映画」が、今年もENBUゼミナールから産声をあげる

講師コメント

監督コース専任講師の冨永です。
受講生の皆さん、あなた方が努力しなければお客さんは来てくれません。
下手でも不細工でもいいから、映画への強い執着を感じさせてくれる作品に仕上げてください。
そしてこのチラシを持って外に出て、ご家族、友人、知人、他人の皆さんへ向けて大いに宣伝してください。

【映画監督コース・卒業作品指導監督】冨永昌敬
主な監督作品は『パビリオン山椒魚』『パンドラの匣』『乱暴と待機』など。また、ドキュメンタリー作品に『庭にお願い』『アトムの足音が聞こえる』などがある。

まだ経験の少ない良くも悪くもへんてこな生徒たちと映画をつくるにあたり、
やっぱり僕も新しいことがしてみたくなりました。
へんてこ、という個性を持った彼らと僕の映画をぜひ見に来てください。

【映像俳優コース・卒業作品監督】今泉力哉
『たまの映画』(10年)、『終わってる』(11年)と商業映画を立て続けに発表。昨年、モト冬樹主演の最新作『こっぴどい猫』を監督。

俳優を志す彼らの演技を見ていると、
子供の頃から培われてきた「社会性」と呼べるものは、簡単には剥ぎ取れないと感じ、
ならば、と挑んだ脚本は、偶然ながら過去に「社会から取り残された男」の映画を作った廃校で撮影することになりました。
そしてその場所は、震災を経ても殆ど変わっていなかったのです。
少なくとも我々にとって、本作は生まれる必然のあった映画です。

【映像俳優コース・卒業作品監督】村松正浩
『けものがにげる』(07年/文化庁委属事業「若手映画作家育成プロジェクト製作作品)『スラッカーズ』(09年/柄本時生主演)などを監督。

映画では「何か」を写したい。
何か魅力あるものを写したい。
しかしその何かを写すためには、自分の魅力を知らなければいけない。
それが僕が担当したときに俳優部に言い続けてきたことでした。
俳優部もまた、その見えない「何か」を写しだそうと必死に食らいついてくれました。
後は、何が写っているかを劇場で確認してもらうだけです。
「何か」が写っているはずです。

【映像俳優コース・卒業作品監督】吉田浩太
2010年『ユリ子のアロマ』で劇場デビューを果たした。他の代表公開作に『お姉ちゃん、弟といく』『ソーローなんてくだらない』などがある。


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