ドロップシネマパーティ:「新しい監督」を「新しい俳優」による「新しい映画」が、今年もENBUゼミナールから産声をあげる

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講師コメント

受講者さんの数が5人と言うとても贅沢なクラスでした。一貫して取り組んだのは「欲望と障害」。やりたいこと(欲望)を伝えるためには、それを乗り越える壁(障害)が必要になる。イチローが素振りをするように、白鳳が四股を踏むようにと、彼らはプロット作りに精を出しました。5人とは言え意外と多彩な作品群になりそうな予感。彼らが見つけた「障害」を劇場で探してみて下さい。

【監督コース卒業制作担当】萩生田宏治 監督作品:「コドモのコドモ」「神童」

現実は不自由で窮屈なことばかりなんでせめて映画だけは自由に!…と、いつも思ってはいても、いざ作る身になってみると人に伝える為にはどうしたってある程度の不自由さがつきまとってしまう。そんなこと軽々越えるような凄まじく自由な発想の自主映画が観たい!

【監督コース卒業制作担当】熊切和嘉 監督作品:「海炭市叙景」「ノン子36歳(家事手伝い)」

授業では演技のテクニックよりも俳優としてどう生きるかを話しました。映像に生きてくれていれば嬉しいです。

【俳優コース卒業制作担当】森岡利行 監督作品:「女の子ものがたり」「子猫の涙」

「演じる」ことと「生きる」ことは一体、どう違うんだろうか。そんな僕の長年の疑問に役者の皆さんには付き合ってもらいました。『親密さ』はただそれだけでできた映画です。さてでは、どう違うのか見てみましょう。

【俳優コース卒業制作担当】濱口竜介 監督作品:「PASSION」「The Dephts」

友達できた? 写真撮った? ちゃんと跳べた? じゃ、次に行こう。

【俳優コース卒業制作担当】村松正浩 監督作品:「スラッカーズ」「シンク」

「あなたがそこに生きること」、とにかくそれしかない。その事実に晒され、もがきながら「生きた」みなさんが、そこで何かを掴み、前に進んでいくのならば、その先がどこであれ、大丈夫、そう言いたいです。大丈夫。

【俳優コース卒業制作担当】池田千尋 監督作品:「とんねるらんでぶー」「東南角部屋二階の女」

あんまり無責任なことは言えないけど、みんなと作った短編が最高に(くだらなくて)面白かったから またどっかで会えれば嬉しいです。続けてればどっかで再会出来るので、お互い頑張りましょう~。

【俳優コース卒業制作担当】山下敦弘 監督作品:「マイ・バック・ページ」「リンダリンダリンダ」

卒業作品とはいえ、スクリーンでの上映です。自分が感じてることが他の誰かにつたわる。 そのことの難しさと素晴らしさを、上映会というまたとない機会で、しっかり経験してください。

【監督コースWS講座担当】石川寛 監督作品:「好きだ、」「tokyo.sora」

監督、俳優共に、個性の強い生徒が多く、それぞれの意思をぶつけあったコラボコースは、教えている側にとっても、なかなかに楽しいクラスでした。そんな彼らが思いの丈をぶつけた(であろう)卒業制作、個人的にも楽しみにしています!

【監督コースWS講座担当】本田隆一 監督作品:「大木家のたのしい旅行新婚地獄篇」「GSワンダーランド」

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